- 概要
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本器は、地上波デジタルテレビジョン信号を受信し、その特性を測定し、設定された閾値に応じて警報を出力します。主な機能として、C/N、BER、中心周波数、伝送遅延時間、MERの測定及び監視を行います。
GPS信号に同期した1PPS信号、10MHz信号を内部で生成する機能を有し、生成した信号を基準として中心周波数、MERの測定を行います。伝送遅延時間は、AC信号に多重された時間情報を読み出し、GPSの時刻情報と比較し遅延時間を測定します。
リモート制御機能はIF/RF CH等の受信設定、監視項目の閾値の設定や、入力レベル、C/N、BER、中心周波数、伝送遅延時間等の測定結果の取得が可能です。
- 特徴
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- 2波の地上デジタル信号を同時に監視し、設定された閾値に応じ警報を出力
- LAN制御による監視及び制御が可能
- GPS信号による基準信号生成機能を搭載し、多項目にわたる監視が可能
- 旧タイプBERモニター (5282, 5282B) とのデータ要求/出力の互換性を確保
- 定格
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RF入力信号 入力数 2ポート 放送方式 ISDB-T チャンネル 470~710MHz帯域のUHF全チャンネル インピーダンス/コネクタ 50Ω/BNC IF入力信号 入力数 2ポート 放送方式 ISDB-T 周波数 37.15MHz インピーダンス/コネクタ 50Ω/BNC GPS入力 入力数 1ポート 入力周波数 1575.42MHz GPS信号 インピーダンス/コネクタ 50Ω/TNC 出力信号 ALARM 1 警報出力 各8項目(同期異常、C/N異常、各階層BER異常、各階層論理和の BER異常、緊急放送起動フラグ、TS異常)、電源異常×2 C/N DC電圧 DC 0V~5V(C/N 18dB~38dB 設計値) コネクタ D-Sub 25p メス ALARM 2 警報出力 各3項目(遅延時間異常、中心周波数異常、MER異常) コネクタ D-Sub 9p メス ネットワーク
インターフェースプロトコル TCP/IPまたは、UDP/IP インターフェース 100BASE-TX/10BASE-T 測定項目 中心周波数測定 測定範囲 ±250KHz以内 伝送遅延時間測定 測定範囲 1sec BER 測定 測定範囲 1.0E-3~9.9E-8 (各階層のビタビ後を測定) C/N測定 測定範囲 0.0dB~35.0dB MER 測定 測定範囲 0.0dB~35.0dB
※中心周波数、伝送遅延時間、MER各測定はGPS信号必須電源電圧 交流電源 AC100Vまたは 200V±10%以内 50/60Hz 直流電源 DC48V±15%以内 ×2入力 使用環境 温度 -10℃~+45℃ 湿度 45%~90%RH (結露しない事) 使用 連続 外形寸法 480(W)×49(H)×550(D)mm (突起物含まず)
5299D (民放様向け): 仕様書整理番号: M-47363
5299C (NHK様向け): 仕様書整理番号: 第1.0版 M-47286 (2016.04.22)
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