

本器は、ISDB-T地上デジタル放送方式に対応した中継局用基本装置における送信変換部で、IF信号を任意のチャンネル1波に変換します。IF部にはSAWフィルタを1段実装しています。
高さ50mmの本体1台に現用、予備の2台を収容できるため、実装スペースの節約が可能です。
専用本体(TX20SR)実装型
外形寸法: 214.6(W)×49(H)×405(D)mm (突起物は含まず)
質量: 3.0kg以下
| 入力 | 周波数 | 37.15MHz(中心周波数) |
| レベル | -10dBm | |
| インピーダンス | 50Ω/BNC型(不平衡) | |
| 出力 | 周波数 | 指定のUHFテレビチャンネル |
| レベル | -10dBm~0dBmの間で調整可能なこと | |
| インピーダンス | 50Ω/TNC型(不平衡) | |
| 基準信号入力 | 周波数 | 10MHz |
| レベル | -10dBm | |
| インピーダンス | 50Ω/PO51型(不平衡) | |
| 電源電圧 | DC+48V±15%以内 | |
| 消費電力 | 50W以下 | |
| 使用 | 連続 | |
| 使用環境 | 温度 | -10℃~+45℃(性能保証範囲) |
| -20℃~+60℃(動作保証範囲) | ||
| 湿度 | 45%~90%RH(ただし結露しないこと) | |
| 局発周波数偏差 | ±0.4Hz以下(外部基準信号に周波数ロック時) |
| チルト機能 | fc±2.79MHzにおいて±2dB以上可変 |
| 振幅周波数特性 | fc±2.79MHzにおいて1.0dBp-p以下 |
| 群遅延時間特性 | fc±2.79MHzにおいて100nsp-p以下 |
| AGC応答範囲 | 定格入力±5dBにて定格出力±0.4dB以内 |
| 入力スケルチ機能 | 定格入力-20dB~-15dBの範囲で設定可能なこと |
| IM特性 | -55dB以下 |
| スプリアス特性 | 平均出力に対し-63dBc以下(IMを除く) |
| 基準信号引き込み範囲 | 定格値±10dB以上 |
| 位相雑音 | 等価C/N=50dB以上 (10Hz~1MHz) |
| 入力リターンロス | 20dB以上(37.15MHz±3MHzにおいて) |
| 出力リターンロス | 20dB以上(出力周波数±3MHzにおいて) |
| 出力モニタレベル | 出力レベルに対し-20dB±1dB以内 |
| 局発モニタレベル | -10dBm±2dB以内 |
| 局発出力レベル | -10dBm±2dB以内 |
| 装置遅延時間 | 8μsec以下 |
| アラーム監視項目 | 電源異常 |
| 出力レベル異常 | |
| PLLアンロック | |
| 入力レベル異常 | |
| 基準信号異常 | |
| SW注意 | |
| アラームインタフェース (TX20SRに実装時) |
無電圧接点出力、接点定格DC24V、0.1A以下 (ALARM) D-sub 15S M2.6タイプ |
本器は入力されたIF信号を任意のUHFチャンネルに周波数変換する送信変換です。
本器は本体(TX20SR)へ2台実装することができ、2台方式の中継放送システムに対応することができます。サイズはJIS 1Hのラックマウントタイプにハーフサイズのユニット構造となっておりますので、省スペース化に貢献すると共に、ラック実装時に1号系と2号系を左右に分けるなどの柔軟性も持っています。
地上デジタル放送用送信設備共通仕様書(オレンジブック)に準拠した監視、制御機能を備えており、基本部切替制御器またはPA切替制御器などと接続することが可能です。
本器はUHFオールチャンネルに対応しており、CH BPFユニットと水晶発振器ユニットを交換することでチャンネル変更を簡単に行うことができます。
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