本装置は、UHF 帯域のオールチャンネルダウンコンバータを内蔵し、受信したISDB-T 信号の等価C/Nを測定して各種動作を行う、等価C/N監視装置です。指定されたRF1チャンネルまたはIF入力の等価C/Nの測定を行い、C/Nの変化から入力信号や機器・システムなどの動作状態の変化を数値化します。さらに測定結果のしきい値を設定し、範囲を超えた場合には外部警報出力を行う事が出来ます。1筐体に最大2つの独立した測定系統を内蔵し、前面からのメンテナンスが可能な構造になっております。
本体 | MC20SR | 1台 |
ユニット | MC2000 | 最大2式 |
本体・外形寸法: 480(W)×49(H)×300(D)mm (突起物は含まず)
入力部 | ||
RF入力 | 入力数 | 1ポート |
信号レベル | -10dBm±6dB以内 | |
入力周波数 | 470~770MHz帯域の任意の1波 (オールチャンネルに対応) | |
インピーダンス/コネクタ | 50Ω/BNC型 | |
IF入力 | 入力数 | 1ポート |
信号レベル | -30dBm±6dB以内 | |
入力周波数 | 37.15MHz | |
インピーダンス /コネクタ |
50Ω/BNC型 | |
信号処理部 | ||
ISDB-T信号 | 伝送モード | Mode2、Mode3 |
キャリア間隔 | 0.992kHz、1.9841kHz | |
キャリア変調方式 | DQPSK、QPSK、16QAM、64QAM | |
ガード・インターバル比 | 1/4、1/8、1/16 | |
周波数セグメント数 | 13セグメント | |
階層数 | 最大3階層 | |
測定部 | ||
BER | ON AIR(放送番組) | 指定階層または割当セグメント数が最大の階層について、ビタビ後を測定 |
等価C/N測定 | 測定範囲 | 入力信号にノイズを付加し、BERが2E-4になるノイズ量より入力信号の等価C/N劣化量を求める。 |
TMCC情報表示 | 表示内容 | 選択されている階層/変調方式/畳み込み符号化率 |
アラーム出力部1 | ||
ALARM接点出力 | 電気的インターフェイス | 無電圧接点出力、接点定格 DC24V、0.1A以下 |
項目 | 等価C/N劣化 | |
IF及びRF入力の等価C/Nを比較し、しきい値を下回ったときに出力 | ||
同期異常 | ||
フレーム同期エラーとTMCCエラーの論理和を出力 | ||
BER劣化 | ||
BER測定選択時にビタビ後のBERが2E-4を下回ったときに出力 | ||
コネクタ | D-sub9ピン(メス) | |
(1)等価C/N劣化 (2)同期異常 (3)BER劣化 (4)1~3ピンの共通帰線 (5)N.C. (6)N.C. (7)N.C. (8)N.C. (9)N.C. | ||
アラーム出力部2 | ||
ALARM接点出力 | 電気的インターフェイス | 無電圧接点出力、接点定格 DC24V、0.1A以下 |
項目 | 等価C/N劣化 | |
IF及びRF入力の等価C/Nを比較し、しきい値を下回ったときに出力 | ||
同期異常 | ||
フレーム同期エラーとTMCCエラーの論理和を出力 | ||
BER劣化 | ||
BER測定選択時にビタビ後のBERが2E-4を下回ったときに出力 | ||
等価C/N測定値 DC出力 |
電気的インターフェイス | 電圧出力(0~5V、19~37dBに対応)IF/RF各々独立に出力 |
コネクタ | D-sub9ピン(メス) | |
(1)等価C/N劣化 (2)同期異常 (3)BER劣化 (4)1~3ピンの共通帰線 (5)N.C. (6)RF 等価C/N測定値 (7)IF 等価C/N測定値 (8)4~5ピンの共通帰線 (9)N.C. | ||
一般仕様 | ||
電源電圧 | DC48V ± 15%以内 | |
使用環境 | 温度 | -10℃~45℃ |
湿度 | 45%~80%RH (ただし結露なきこと) |