受信マージン測定器
MODEL 5283 / 5284(普及版) ISDB-T MARGIN CHECKER
コンパクトなボディに高性能な測定アルゴリズムを搭載!
※本装置は、日本放送協会様との共同開発です
※本装置は、日本放送協会様との共同開発です


前面写真 / 側面写真
- 概要
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本器は、地上デジタルテレビジョン放送の信号を新開発のアルゴリズムによる測定手法を用いて、受信C/NやC/Nマージン、等価C/N(*1)を短時間で正確に測定する装置です。VHFからUHFまでの全てのチャンネルが受信可能で、入力信号の受信レベルや受信信号のBER、TMCC情報も前面液晶パネルに表示しています。測定のキーとなる雑音発生器を内蔵し高速アルゴリズムの採用で短時間に計測を行います。
また、イーサネットインターフェース(*1)を装備しているので、外部PCからの制御・測定データ取得等遠隔地での自動測定にも対応しています。
(*1)5283のみの標準装備
- 地上デジタル中継局やケーブルTVの受信点調査
- CATVパススルー装置や共聴施設伝送状況の測定
- 小型、軽量(約1kg:電池含む)で付属のショルダーケースに入れたまま操作可能
- バッテリーは単3電池×8本でおよそ4時間の連続使用が可能(市販のニッケル水素充電電池使用可能)
- 構造
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220(W)×140(H)×40(D) mm※突起物は含まず
約850g (電池含まず)
- 一般仕様
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電源電圧 DC入力 DC 5V 2A以下(付属ACアダプタによる) 電池駆動 単3型アルカリ電池(LR6)またはNi-MH充電池 8本 使用環境 温度 0℃ ~ +40℃ 湿度 45% ~ 90%RH(結露しないこと) - 付属品
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品名 規格 数量 備考 AC電源アダプタ IN:AC100V、OUT:DC5V2A 1 AC電源ケーブル 1 3PINコネクタ ソフトケース 1 ベルト付き 単3型Ni-MH充電池 8 Ni-MH充電器 2 - 定格
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入力部 RF入力 入力数 1ポート 定格入力レベル 40 ~ 80dBμV 入力周波数 90 ~ 770MHz帯域の任意1波 インピーダンス/コネクタ 75Ω/F型 信号処理部 ISDB-T信号 伝送モード Mode2 、 Mode3 キャリア間隔 0.992kHz 、 1.9841kHz キャリア変調方式 DQPSK、QPSK、16QAM、64QAM ガード・インターバル比 1/4、1/8、1/16 周波数セグメント数 13セグメント 階層数 最大3階層 測定部 信号レベル測定 入力範囲 40 ~ 80dBμV 表示可能レベル 25 ~ 95dBμV C/N測定 測定表示内容 TMCC/ACキャリアのコンスタレーションの分散を一定の時間間隔で平均化した値より算出する。 BER測定 ON AIR(放送番組) 受信波のビタビ復号後を測定 C/Nマージン測定 測定表示内容 入力信号C/Nと内蔵雑音信号によりBERが2E-4になるように付加した時のC/N値との差より測定、 等価C/N測定(*1) 測定表示内容 入力信号の受信電力とその信号に内部で雑音を付加してBERが2E-4になるときの雑音電力の比より演算して計測(*2) TMCC情報 表示内容 選択されている階層/変調方式/畳み込み符号化率 制御インターフェイス部 ETHERNET(*1) ポート数 1ポート インターフェース 100BASE-TX/10BASE-T コネクタ RJ45 (*1)MODEL5283のみに搭載
(*2)新計測アルゴリズム
MODEL 5284(普及版)には等価C/N機能とEthernetインターフェイスは含んでいません

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