Japanese
Englishルビジウム (Rb) 発振器 シリーズ
- 特徴
-
多彩な情報が取り出せるインターフェイス
RS-232 インターフェイスにより位置情報、時刻情報、ALARM 情報が取り出せます。
放送送信設備用 JISサイズ
放送送信設備用ラック向けに JISサイズを採用しています。
3つの電源で安定動作
一般商用電源とDC電源に対応。停電時には商用電源からDC電源に自動的に切り替わります。DC電源が切れた時には内蔵バッテリーが作動。3つの電源により安定して動作します。
10MHz、1PPS 各8 出力 純度・安定度とも高水準
10MHz、1PPS 各8 出力を装備し、純度・安定度ともに高水準を実現。さらに位相雑音10Hz オフセットで－130dBc/Hz 以下と、放送・通信システムの周波数基準として最適です。
- 概要
-
本器は、ルビジウム発振器を原振とし、GPS 信号により周波数制御した高精度な10MHz 基準信号発生器です。
出力信号の周波数は±3×10－11 以下の確度を有し、また位相雑音(SSB)も 10Hz オフセット －130dBc/Hz 以下という、安定度・純度とも放送・通信システムの周波数基準として十分に使用できるものです。
周波数制御機能により定期校正の要らないメンテナンスフリーの発振器としてご使用いただけます。
電源は、一般商用AC 電源と外部DC 電源に対応。通常は商用電源で動作し、電源断の場合はDC 電源に自動的に切り替わります。なお、一時的な電源断に対しては、内蔵バッテリにより約20 分のバックアップを行います。
- 用途
-
- 地上波デジタルTV放送局用基準周波数源、時刻基準
- 計測器などの基準周波数源
- TVサブキャリア信号の基準周波数源
- 性能
-
周波数確度 ±3×10E-11 (100S) 周波数安定度 2×10E-11 (1S) 2×10E-12 (100S) 位相雑音 (SSB) 1Hz －100dBc/Hz 10Hz －130dBc/Hz 100Hz －140dBc/Hz 1kHz －150dBc/Hz 10kHz －150dBc/Hz 立ち上り特性 ±3×10E-11/24H スプリアス 高調波 －25dBc スプリアス 非高調波 －50dBc 1PPS 時刻確度 ±100nsec UTC(NiCT)と比較 1PPS 時刻精度 ±30nsec（10MHz出力と同期） - 定格
-
| 基準周波数出力 | 周波数 | 10MHz （Sine Wave） |
| 出力数 | 8出力(BNC-R) | |
| 出力インピーダンス | 50Ω | |
| 出力レベル | 1Vrms(＋13dBm) | |
| 1PPS（１秒信号）出力 | 出力数 | 8出力(BNC-R) TTLレベル |
| パルス幅 | 0.5sec/立ち上がりエッジで規定 | |
| GPS受信表示 | LED（適正レベル：緑色、レベル低下：橙色、入力断：赤色） | |
| STATUS表示 | LED（正常：緑色、異常：赤色） | |
| ALARM出力 （D-sub 15ピン） |
Rb発振器異常（レベル、PLL）など | |
| 接点容量 DC50V/100mA | ||
| インターフェイス(RS-232) | 位置情報、時刻情報、ALARM情報 | |
| 1PPS 時刻精度 | ±30nsec（10MHz出力と同期） | |
| 電源 | AC電源電圧 | AC100V/200V±10％ (50/60Hz) |
| DC電源電圧 | DC＋24V ±10％ | |
| 内蔵バッテリー | 動作時間20分以上 (常温:定常状態) 充電式＋24V 寿命2 年 |
|
| 消費電力 | 約70VA | |
| 環境条件 | 性能保証温度 | －10～＋45℃ |
| 動作保証温度 | －20～＋60℃ | |
| 動作湿度 | 45～90％（ただし結露は不可） | |
- 構造
-
本体 外形寸法 480(W)×99(H)×350(D)mm ※突起物は含まず 質量 8kg以下 アンテナ GPSアンテナ 1個
同軸ケーブル(30m) 付属
※この掲載事項は、改良のためお断りなく変更することがありますので、ご了承下さい。The content of this publishing might change without a previous notice. Please acknowledge it.