生産終了機種 Out of Production
- 概要
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本機は、独立行政法人 情報通信研究機構(旧 通信総合研究所)が送信している 「長波標準電波」 (40kHz/60kHz) を受信し、高精度な原子時計に同期した時刻信号および周波数基準信号を生成・出力する受信機です。
時刻信号出力は、システムの時刻合わせや、高精度な時刻制御などに使用できます。
また周波数基準信号は、ルビジウムを超える高安定な基準信号源として、放送局や通信・計測機器の周波数源として利用できます。
- 使用例
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【標準時刻として】
- ネットワークシステムの時刻同期
- 放送局の基準時計/時報サービス
- 標準時刻による正確な機器・システム制御
【基準信号として】
- 同期放送での基準周波数源
- テレビ・サブキャリア信号の基準周波数源
- 計測器などの基準周波数源
- 無線機器の周波数合わせ
- 仕様
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アンテナ部
受信信号 長波標準電波
(40kHzまたは60kHz本体にて切替式)使用 連続 電源 受信機本体より供給 動作環境 動作温度:-20~70°C (結露不可)
動作湿度:100%以下 (水没不可)受信機部 時刻 出力 RS-232 2出力
パラレルBCD
(年・月・日・時・分・秒) 2出力1PPS(1秒信号)
出力BNC 2出力 レベル TTL/50Ω パルス幅 50μsec/正極性 時刻確度 150μsec rms 以内 (伝搬遅延補正時) 周波数 出力 5MHz 2出力 (BNC)
10MHz 2出力 (BNC)レベル +10dBm/50Ω 確度 ±3×10-11 以内 安定度 3×10-12/100sec 以下 その他 電源 AC 100V±10% 50/60Hz 消費電力 約50VA 外形寸法 480(W)×410(D)×99(H)
JISラック取付可能質量 約9kg 動作温度 0~+40°C 内蔵発振器 ルビジウム発振器 ※RS-232を4ポート化した製品も用意しています。(但し、内2ポートは送信機能のみ)
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