480(W)×49(H)×450(D)mm
本器は、OFDM 方式の地上デジタル放送波信号を受信し、同一チャンネルまたは他のチャンネルに変換する再送信装置です。不要信号の除去、AGC 増幅、出力レベル調整を行います。帯域外減衰量、グループディレー特性が優れており、隣接チャンネル伝送に対応可能です。
また、ガードインターバル越えマルチパス等化及びシンボル判定の機能を備えており、等化によるマルチパス妨害の低減、シンボル判定によるC/N の改善を行い有線テレビジョン放送の伝送路に高品位、高安定な信号を供給することができます。
※GI=Guard Interval (ガード・インターバル)
◆等化前 | ◆等化後(判定無し) | |
---|---|---|
|
||
|
||
◆等化前 | ◆等化後(判定無し) | |
|
- 定格
-
- 入力チャンネル
- 470MHz~770MHz 帯域内の指定の1チャンネル
- 入力レベル範囲
- 50dBμ~80dBμ
- 入力インピーダンス
- 75ΩF 型
- AGC
- 平均値型
- 出力チャンネル
- 90MHz~770MHz 帯域内の指定の1チャンネル
- 出力レベル
- 114dBμ
- 出力インピーダンス
- 75ΩF 型
- スケルチ
- マルチパス等化の同期異常時に動作
- 電源電圧
- AC100V±10%以内50/60Hz
- 使用環境
-
- 温度
- 0℃~40℃
- 湿度
- 45%~90%RH 以内(但し結露しない事)
- 使用
- 連続
- 外形寸法
- 480(W)×49(H)×450(D)mm
- 性能
-
AGC特性 | ±1dB 以内(70dBμ基準、定格入力範囲にて) |
---|---|
イメージ妨害 | -60dB 以下 |
スペクトラムマスク |
※本器出力OFDM 信号の歪み成分にのみ適用し、スプリアスについては対象としない |
帯域外雑音特性 |
※測定条件(RBW 10kHz/VBW 300Hz 以下もしくはアベレージング) |
周波数特性 | fc±2.79MHz にて2dBp-p 以内(等化時) |
出力レベル可変範囲 | 104dBμ以下~114dBμ以下 |
グループディレー特性 | fc±2.79MHz にて±200ns 以内(直通時) |
出力周波数偏差 | ±10kHz 以内(入出力同一チャンネルの場合は、入力チャンネルに同期する) |
スプリアス | 平均レベルに対して-60dB 以下(IM 除く) |
入出力リターンロス | 14dB 以下 |
等化による改善効果がえられる マルチパスの遅延時間範囲 |
±454μsec 以内 {(1008/2)×(9/10)} μs 以内
※希望波に対して先行波、遅延波の両方を含む時間範囲 |
シンボル判定処理前の等価C/N |
30dB 以上(入力レベル70dBμ時)
※マルチパス:1 波(D/U=6dB、遅延時間は±300μs 以内) |
シンボル判定処理機能 | 判定有/判定無 切替え可能 |
シンボル判定処理後の等価C/N |
37dB 以上
※マルチパス:無し |
同期確立時間 | 3秒以内 |
等化係数更新 | 毎シンボル |
装置遅延時間 | 8ms 以内(等化処理時) |
入力モニタレベル | 入力レベルに対して-10dB±1dB 以内 |
出力モニタレベル | 出力レベルに対して-20dB±1dB 以内 |
※この掲載事項は、改良のためお断りなく変更することがありますので、ご了承下さい。The content of this publishing might change without a previous notice. Please acknowledge it.