- 概要
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本器は、デジタルCATVヘッドエンドシステムにてマスタ局から配信されたCSデジタルサービスを受信し、NIT/SDT情報を書き換えた後にサブ局として再送信する機能を有しております。64QAM復調部、TS多重化部、64QAM変調部の構成が、1ユニットに収容されているため省スペースでシステムに合わせた機器構成が可能です。
また、コミュニティチャンネルインサータ(8671)により自主放送コンテンツを最大6番組多重する事が可能となります。
付属のコントローラソフト(8670S)により一括管理ができ、運用管理が容易に行えます。
- 特徴
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実装構造を縦型サブラック方式とする事により、省スペースでの実装が可能
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最新の回路技術により、省電力化、低価格化を実現
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サブラックには最大10ユニットのTM装置の実装が可能
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コミュニティチャンネルインサータ(CCI)が2ユニットのスペースで実装可能
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電源ユニットは2重化(冗長構成)に対応
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サブラックは、JIS/EIAラックどちらでも実装できる構造
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サブラック背面には10分配器・10混合器を実装
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コントローラサーバーのOSは、最新のWindows Server 2008/R2(*1) に対応
(Windows Server 2003(*2)/Windows XPもサポート)
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異常発生時は、SNMPトラップおよびメールでの通知が可能
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ユニット故障時は、スタンバイ中の予備器に自動で切替る自動バックアップ機能を搭載
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- 定格・性能
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64QAM復調部 RF入力信号 チャンネル 1~62ch 受信レベル 56~76dBu(rms)
60~80dBu(peak)コネクタ 75Ω/F型 復調 変調方式 64QAM 信号処理 ITU-T J.83/AnnexC準拠 伝送帯域 6MHz 伝送速度 31.644MHz シンボル速度 5.274Mbaud TS多重化部 TS入力 入力数 1ポート 信号形式 DVB-ASI 信号速度 270Mbps±100ppm以内 受信レベル 200mV~880mV (標準受信レベル:800mV) コネクタ 75Ω/BNC型 EPG入力 入力数 1ポート 信号形式 DVB-ASI 信号速度 270Mbps±100ppm以内 受信レベル 200mV~880mV (標準受信レベル:800mV) コネクタ 75Ω/BNC型 多重化出力 信号形式 DVB-ASI 信号速度 270Mbps±100ppm以内 出力レベル 800mV±10%以内 伝送速度 31.644Mbps (204バイト構成) 伝送モード バーストモード コネクタ 75Ω/BNC型 オールチャンネル64QAM変調部 伝送路符号化処理 ITU-T J.83/AnnexC準拠 変調方式 64QAM 伝送帯域 6MHz 伝送速度 31.644Mbps ロールオフ率 0.13 RF出力ポート 1系統 出力レベル 112dBμ(rms) (変調OFF時)
102dBμ~112dBμ 可変可能 (0.2dBステップ)出力周波数 90MHz~770MHz(中心周波数±10kHz以内) スプリアス -60dB以下
(112dBμ変調OFF時、90MHz~770MHz)位相雑音 10kHzにて-80dBc/Hz以下 帯域内偏差 2dBp-p以下
(中心周波数±2.29MHzにおいて)C/N対BER特性 1.00×10-5以下(CN=27dB時) コネクタ 75Ω/F型 カタログ整理番号: 73D001
(*1) Windows Server 2008/R2 は Windows 7 ベースの Server OS で、Microsoft 初の 64bit 専用 OS である。
(*2) Windows Server 2003 は Windows XP ベースの Server OS。
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