高精度デジタル方式FM同期放送送信機
第30回「中小企業優秀新技術・新製品賞」[一般部門] 中小企業庁長官賞(グランプリ) [2018/04/11]
【受賞詳細】
「第30回中小企業優秀新技術・新製品賞」
(りそな中小企業振興財団・日刊工業新聞社共催、経済産業省中小企業庁後援)
【一般部門】中小企業庁長官賞
【受賞技術・製品名】
■日本通信機/高精度デジタル方式FM同期放送送信機
【受賞理由】
デジタル処理による高精度の独立同期FM放送技術を確立し、周波数の有効利用に寄与した。
2016年、山口放送で同期放送を開始したのをはじめ、各地の放送局に導入されている他、総務省の同期FM放送の技術基準の策定にも貢献する。
FMラジオ放送は、音声信号を変調して伝送するが、複数の局の周波数が同一の場合、電波到達までの遅延時間差により、干渉が生じ音質が低下する。この為、異なる局からの電波が重なる「等電界エリア」では影響が大きく、今までは局ごとに異なる周波数にする必要があった。
変調器の信号をすべてデジタルでステレオ処理し、GPS信号を基準信号とする事で、僅かな遅延時間差を調整。等電界エリアに到達する時刻を正確に合わせる事で、同一周波数での高精度同期放送を実現。限られた周波数資産の有効利用が実現した。
クルマやトラックでの移動時に、周波数を変更する必要が無くなり、視聴者の利便性も向上する。
【受賞者】
-
日本通信機株式会社 (弊社)
本社:神奈川県大和市
楡 幸一 殿(代表取締役社長)
表彰状1
中小企業庁長官 安藤久佳 様より、2018年04月17日、表彰状を頂きました。
受賞製品: 高精度デジタル方式FM同期放送送信機
表彰状2
公益財団法人 りそな中小企業振興財団、日刊工業新聞社より、2018年04月17日、表彰状を頂きました。
表彰式にて賞状授与
第30回「中小企業優秀新技術・新製品賞」[一般部門] 中小企業庁長官賞(グランプリ) の賞状授与
※賞状は2通あり、こちらは、中小企業庁様から授与された際の写真となります。
受賞記念スピーチ
第30回「中小企業優秀新技術・新製品賞」[一般部門] 中小企業庁長官賞(グランプリ) 受賞式にて、弊社社長・楡がスピーチ。
全員集合
全員で記念撮影
FM同期放送送信機
高精度デジタルFM同期放送送信機システム